①主要機器について
●火災受信機 : 15 年(※20 年) (※電子機器部品を多用していない機器)
●煙式感知器 : 10 年
●熱式感知器(半導体式): 10 年
●熱式感知器 : 15 年
●発信機 : 20 年
●地区音響装置 : 20 年
②設定上の条件
(1)適切に定期点検が実施され、機器の設置環境に支障がないこととします。
(2)設置場所において、風水、塩分、腐食ガス等の影響を受ける場所、その他設 置環境の厳しい場所に設置される機器については、上記1の記載年数は状況 に応じて短くなる場合があります。
③型式失効制度との関係 型式失効制度とは検定規格が改正され、既に型式の承認を受けている機器の 性能が新しい検定規格に適合しない場合、当該機器を型式失効とする制度であ り、特定の防火対象物に設置された機器は一定の期間内に取替えなければなり ません。 標記の「更新について」は、型式失効に関係なく、全ての機器の取換えのお 勧めです。
(社)日本火災報知機工業会 既設の自動火災報知設備機器の更新について より抜粋